先日某ブログに書かれていた記事をめぐって、 玉蔵さんのブログ、「黄金の金玉を知らないか?」のコメント欄で、 ちょっとした騒ぎになってますね。
私もこの記事を読みましたが、何でも、”「引き寄せの法則」はフリーメーソン(悪魔崇拝者)が つくった”のだそうで、 それは「悪」であり、魔界へ引きずり込む「魔術」なので、絶対にだめだ というようなことが 書かれていました。
私は、引き寄せの法則 (というよりは、”引き寄せの法則を利用した「成功哲学」「願望実現法」”など)は結局、 「お金持ちになりたい」「成功したい」などの「欲望」のため、 つまるところ、”すべてを自分の思い通りにしようとする”という印象を持っているので 好きではありません。
でも、この法則自体は、自分が認めようが認めまいが事実だと思っています。 これはもう、宇宙の法則としてそうなっているとさえ思います。 昔理科で習った、「フレミングの法則」とか、数学などでもあるように、 それは「法則」なので、それ自体に良いも悪いも無いはずです。
その法則を、「誰が使うか」が問題というか、そこに全てがかかっていると思います。
彼ら、ーいわゆる闇の勢力と呼ばれるー が、引き寄せの法則を実践してきたのは事実でしょう。
私たちがここ十数年で「引き寄せの法則」というものに気づき、フォーカスし始めた、 それよりもずっと昔から、彼らはそれに気づいていて、 自分達の願望である「支配」を現実のものとするために実践してきたはずです。
でも、それなら、それだからこそ、逆の「引き寄せ」もあって然るべきだろうと思うのです。
支配などとは全く逆の考え方、「世界中みんなが幸せになること・平和であること・ 調和を持って愛に溢れた世界になること」・・・
そういうことを望む引き寄せ。
どちら側から見るかだけの違いで、やっていることは同じではないでしょうか?
世界統一政府にしても、=悪 というわけではないと思うのです。
今私たちが生きている、「支配」で成り立っているこの現実世界で、明日からいきなり 統一政府が樹立されたなら、それは、=悪 となるのでしょうが、
そうではなく、それこそ玉蔵さんのような考え方の人たちが 「統一政府」というものを作った場合、 (ある程度の秩序を保つため、ざっくりと決まりを作る目的で) そこには支配という概念は無いはずなので、それは「悪」とはならないと思うのです。
例えばナイフ。
このナイフを、「あなたの思うように使いなさい。」と2人の人間に渡したとします。
ナイフというものは、”野菜や果物など、何かを切るためのツール”だ という概念しかない人は、 そのナイフを使って果物を切るでしょう。 切った果物をみんなに分けるかもしれません。
片や、”ナイフというものは誰かを傷つける凶器だ”という概念しか持ってない人ならば、 ナイフを渡されると、次々と誰かを刺し、傷つけるでしょう。
要は使い方次第、誰が、何の目的で使うか によって、 良いものにも悪いものにもなるんではないかと私は思っています。
これは善、これは悪 と、白か黒か、光か闇かのように分けてしまうのではなく、 善も悪も、白も黒も、光も闇も全て「厳然と存在している『状態』にすぎない」 というスタンスで、俯瞰で物事を見ることのできる人間でありたいと 常に思っています。
最後までお読みくださいまして有難うございました
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・大磯大忙し
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